

荒れ狂う空の強襲
春は吐き出されている
衝動は全て巻き込んで
夏を作り出した
線香花火のように
消えてゆくけれど
祭りの夜の君は
酷く鮮明だった
君がいないままの夏が来て
苦しみの汗と淡い涙
言葉にならない悲壮なそれは
めくるめく滑稽な愛だった
駐車場待ち合わせ
浴衣の君は麗しい
草履を引きずった夜
流れるポップスのメロディ
氷の音鳴り響くグラス
静かに砕け散った
緩やかな影は遠く
見る術はないんだって
失い続けては夏が来て
憐れみを纏って立ちすくんでる
花火が散った淡い夜空
終わりが煌めく祭りの夜だった
風になって君のことを受け入れる
抗い続けてる
人生も終わりが近づいてきて
細胞も悲鳴を上げてきている
悲しみを置いて旅立てるだろうか
夏をまた失うんだろう
花火が来なければ幸せになると信じても
夜を溶かし愛に飢えるいつまでも
愛憎に震えるこの夜さえ
願いが煌めく祭りの空だった
風になって君のことを受け入れる
抗い続けてる
抗い続けた夏
- 作詞者
Ivan
- 作曲者
Ivan
- プロデューサー
Ivan
- キーボード
Ivan
- ボーカル
Ivan

Ivan の“抗い夏”を
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