Lyric

何でもない顔で

ドアを閉めたその背中に

本当はすがって欲しくて

もうたまらないでしょ

結局オトコとオンナ

馴れ合うこだわり

見せたら冷めるわ

型に嵌った愛だけで

愛だけで繋がれて

ヤワな子猫演じてた

爪研ぎながら

ああ遠ざかってゆく足音に

胸躍った

何度も正解を匂わせて

あげてきたのに

ヒントの段階で怖くて

もう引き下がったでしょ

結局オトコとオンナ

もどかしい隔たり

嘆くだけ無駄ね

甘く湿った愛だけを

愛だけを注がれて

ウブな子猫演じてた

企みながら

ああ消えかかってゆく面影を

手で払った

別れの涙は喜び表す符号

いつでもオトコとオンナ

埋まらない温度差を

誤魔化して萎える

淡く残った気配を

ブーツで蹴って消し去った

型に嵌った愛だけで

愛だけで繋がれて

ヤワな子猫演じてた

爪研ぎながら

ああ遠ざかってゆく足音に

胸躍った