昔日の銘のジャケット写真

歌詞

宛先

etu

もう 嫌いだよ

自分ってやつが本当、嫌いで

助けて、助けてよ

どうしてこうなってんだっけ

なあ、なあ

誰もいない夜明け前

便箋の切れ端を風に流した

誰にも見つからないように

誰かに聞いて欲しいことを

"拝啓 誰でもいいけど

突然ですが 私を助けて

何も上手くいかなくて

明日なんかもう全然 いらなくて"

言葉にしなければ

きっと 何も伝わらないから

一人きりの部屋の隅で

空白を埋める

もう独りは嫌だから

生きていけないって分かったから

おい、教えてくれよ

信じるって どうやるんだっけ

なあ、なあ 誰か

家路を辿るランドセル

ならんで歩く赤と黒

君が好きだよと

容易く言ってのけた

それはとても大事なことで

だいぶ忘れてたことで

下らない 下らないことで

もう大丈夫だから

自分ってやつは

まだ、嫌いだけど

いつか好きになるよ

ずっと信じて これを書いたから

誰でもいいからと

手紙の返事を ただ、

ただ待っていた

信じるっていうのは

その気持ちなんだろう

なあ、なあ

誰に出すわけじゃないが

便箋の裏に返事を書いた

"ちゃんと届いたよ

追いかけて来てくれて

ありがとう"

  • 作詞

    助川貫

  • 作曲

    etu

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オリジナル2nd EP

アーティスト情報

  • etu

    ・水戸発3ピースバンド ・ロック、ジャズを基調に様々な曲調の楽曲を展開 ・前向きに世界を捉えつつも、敢えて答えは提示せず模索を続ける姿勢の歌詞であり、絶妙なバランスの内省的な世界観を構築している。

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