歌詞

箱の中、ひとり君を思いながら書いたこの歌が

君を通り過ぎて知らない誰かに鼻歌で歌われる

パッと見は変わらぬ街を吹き抜ける今日のつむじ風

なんだ、そんなに心配することないじゃない

調子どうですか？

目を閉じれば　まぶたに浮かぶ

汗にまみれた欲望の日々

ずっと待ってる　思い出してる

あきらめない　まるで懲りない

我を忘れた欲望の日々

この灯絶やさぬように

最近あいつにあってないな　今何してんのかな

仕事替えたんだっけ？　職場はどこだっけ？

なんかうらやましいな

なんて考えてたら陽も落ちてみんな家路を急いでる

まるで必死に明日にすがりつく俺みたいな長い影法師

目を閉じれば　まぶたに浮かぶ

汗にまみれた欲望の日々

ずっと待ってる　思い出してる

あきらめない　まるで懲りない

我を忘れた欲望の日々

この灯絶やさぬように

たゆまず働け　寝る間も惜しみペンをとれ

休むな、前向け　悩む隙間を与えるな

振り返ってはダメ　いいことだけを考えろ

やり過ごすだけで果てるなんて嫌んなっちゃうね

夜の静寂に紛れてかすかに聞こえる思い出のメロディ

明日は今日よりちょっとだけマシだと信じて

部屋の明かり消す

卑屈にならずできるだけ真摯に受け止めていこう

いっちょ本気出そう　頑張ろう

あの子にかっこいいとこみせよう

目を閉じれば　まぶたに浮かぶ

汗にまみれた欲望の日々

ずっと待ってる　思い出してる

あきらめない　まるで懲りない

我を忘れた欲望の日々

この灯絶やさぬように

世知辛いね　頼りないね　認めたら楽なのにね