歌詞

ゲリラ豪雨、GUのウィンドウ、高層ビルの避雷針

を周遊する鴉、ビニール傘の折れてる骨組み、

垂れる水滴は透明まるで硝子、何を話すん？て会話

遮断する、林立、ビルとビルの谷間、振り返る中年

ギャルに釘付けシャツの胸ポケはみ出したiPhone

諦念、渇き、衰弱、速度、持続、報復、錯乱、

堕落、死、不安、転覆、破壊、愚鈍、涙、貪欲、隷従、

妬み、裏切り、無慈悲、焦燥、皮肉、狂気、誇張、陰惨、

激情、誠実の欠如、無味乾燥、悔恨、偽善、冒涜、窒息、激怒、

トロイ走りのコンカフェ嬢、白いレースけてる下着、

雨に濡れて吸い付く肌、浮かび上がる巨乳のブラジャー、渋谷、

染みだらけのエプロン踏みつけ掃除する外国人、

きらぼし銀行の前、寝てる、半裸、ホームレス、

力みない右手に缶酎ハイ、駅のホーム泥酔してる女のスカート、

覗き見する男をしばき、なんもおもんない全部

日々は過ぎてく秒針は加速する。

どん底から憤りが渦動する。

お前らの墓に唾を吐きにいく。

満たされることない飢えと渇きが、今。

俺はジーニアス、全てを理解、した

永遠に引き伸ばされる今日と似た明日、

終わらせる