歌詞

楽園を僕は見つけることができた

それは僕の向こう側で待っていた

高速道路を走るその時

ひとしきり降って去った雨の

悲しみはもうどこにもないよ

少しだけ開けた窓から風が…

遠ざかる街並

僕も遠ざかるばかりで

崩れてる鉄橋を過ぎて

君を見失った

助手席の跡が

それを告げた

見知らない田園の中で

君を見失った

生暖かい風が吹いて

僕は帰りそびれた

陽を避けようとして落とした紙は

あの日の古ぼけた白いレシート

些細なことがいつも…

友達はまだここで少し

他愛のない話をしてる

バスの到着時刻は近い

水しぶき上げて

僕は遠ざかるばかりで

遊び疲れて眠るように

僕らはいて

書き上げた小説の後の

退屈な続きに

このままでずっと同じように

いられると思った

真夜中にしんとしてそれが

叶わないと知るまで

崩れてる鉄橋を過ぎて

君を見失った

助手席の跡が

それを告げた

見知らない田園の中で

君を見失った

生暖かい風が吹いて

僕は帰りそびれた