Lyric

今夜この部屋に

きみとロックンロールと

分かってたんだろ

ああぼくら運命なんかじゃなかった

きっと忘れかけてた

ひとつひとつ選んで生きている

そうか知らないままならよかった

どこかの誰かのためになんて

忘れられないさ

始まりのあの日のハロー

ぼくらふたりぼっちになろうぜ

今夜この部屋に

きみとロックンロールがあればいい

朝陽が昇るまで

カーテンは閉めたまま

何にも見えないし聞こえないけど

ぼくのロックンロールはこれでいい

この夜が明けるまで

ランプは消したまま

そこらじゅうがドラマ

誰かがつくったこのまちには

ひとりひとりの物語が

ありあまりつづけている

でも今はどうだっていいさ

いつか片っぽ失くしたピアスも

読みかけの本も　散らばってる

ほしくずに似ている

ぼくらでふたりじめしてみたかった

ふとふわっとアップサイドダウン

まばたきが惜しい

瞬間が永遠になる

どうか止まったままで

おねがい

今夜このまちに

月とロックンロールがあればいい

朝陽が昇るまで

ネオンは消しておいて

夜が明けたら飛び出そう

光のシャワー浴びながら

出かけよう真新しい

この心とこの目で

To city