歌詞

目紛しく走る世界に逆らい

足踏みをしている

進まないように

留まらないように

このままあいも変わらずにいれば

罠にかかってしまいそう

ふりこにぶらさがって

遠くまで飛んで行きたい

寸秒で変わるのならば

私はそれでいいから

’’それ’’がいいから

それでもいまだ私は止まったまま

足枷を嵌められて試されている

芽生えてから纏わりついた

付箋を意識をまだ欠いていよう

もしも走れなくなったとして

溺れるようにただ流されたとしても

流れ着いて目が覚めた頃には

空は晴れて

綺麗な涙を流せればな

忌み嫌ってたあの頃を

少しずつ消しては描いてみよう

目紛しく走る世界から

飛び出して

羽は抜け落ちてただ

老いていくんだと

抜け出して

’’今’’