歌詞

焼けるように熱い肺と心臓

吸い込んだ凍る(こおる)ような空気

飲み込んだ言葉も遠く霞む

それでもその先へ駆けていく

「同じ星を持つ友よ」

貴方の翼になろう

降り注ぐ刺すような哀しみ

庇うように 飛べない

小さな羽根は 愛をくれた

灰映すその眼は 誰より穢れなく

キラキラ爆ぜる冷たい

火の粉散らしてシナスタジア

突き刺すような風は 微かに

残った涙すら拭い去って

胸を切り裂く弓矢のよう 空は高く

それでもその先へ目を凝らし

「同じ星を持つ友よ」

あなたの眼になろう

抱えきれない纏った孤独に

寄り添うよう 盲(めし)いた瞳細め

愛を知った

灰被るその羽根 守るため生まれた

爛々宿す魂 火の粉散らして

シナスタジア

1 番星に手が届くほど近くへ

眠る夜も明ける朝も その横で

僕の星は本当は ずっと前から

いつもそばにそう、ここに

灰照らす光の 誰よりも近くで

魂は吠える星へ

火の粉散らせよ シナスタジア

あなたの シナスタジア