Synesthesia Front Cover

Lyric

White Spring

AmatubuDrop

はくしゅん そのくしゃみひとつで

吹き散ってしまいそう

淡く脆い明日だ 瞼に根をはった

化け物は浮遊感と彷徨って踊って

生き急いでは正しさも

何もかもわかんないよ

風の呼び声は遠く

瞬きに静かに濡れた

揺れたまつ毛の先 落ちる

風光れば春は白く

霞んだ瞳、映ったのは

目眩がしそうだと 鼻をこする

君の涙だけ

きっと僕ら冬が置いてった

出来損ないだから こんなに

冷たいんだ

捉えきれずに 落とした

指の隙間漏れる 光だけ 優しかった

こぼれてくものばかり

でも少しだけ愛してみたい

掠めた髪が躊躇い に揺れた

今だって容易く

小さく 崩れそうな 君の肩

風光れば春は白く

花弁(かべん)を染めるほどの痛み

その涙だけが君を保つ

それだけ本当なんだ

書けなかった作文、

埋まらない進路希望、

空を満たした雲、合間には昼の月

夜明けの窓の向こう、

薄く頼りない身体も

寝不足の頬の白、

君の祈りすら攫って

そんな空白ばかりが 埋めつくした

青が染める隙もなく 白い春

風光れば春は白く

次第に塗り変わり過ぎ去る

ぼくらそれを抱えたまま生きていく

それでもきみの涙だけ

化け物は今日も這いつくばって

外はまだ冷えるから

少しだけ眠ったら

生ぬるい風が 呼ぶ春を

歩いてみようか目を覚ましたなら

一つ目の 瞬きは君と 風光る今

  • Lyricist

    Arinco

  • Composer

    Arinco

Synesthesia Front Cover

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    Synesthesia

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    AmatubuDrop

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ライブの定番曲「憧憬」
ボーカルありんこの新境地「金木犀ガール」など
珠玉の6曲です

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