歌詞

ごめん、母ちゃん　俺ばっか手間かけて

泣かせた夜も　数えきれねぇ

片親でずっと　踏ん張ってくれた

この命　感謝してんだ

小学校の通知表　隠してた

「また喧嘩？」って　呆れてた

中学で夜遊び　補導歴

生意気だから　シメられて大怪我

「どこで間違えたんだろう」

って言ってた母ちゃんの目に　涙の色

俺の背中　信じ続けた

どんな時も　見放さなかった

ごめん、母ちゃん　俺ばっか手間かけて

泣かせた夜も　数えきれねぇ

片親でずっと　踏ん張ってくれた

この命　感謝してんだ

離婚して　必死に働いて

俺のせいで　裏で泣いてたって

後から親戚に聞いた話

俺のためだったって　胸が痛い

今なら言える「ありがとう」

言葉以上に　この道を生きて証明しよう

立ち直るって決めたのは

母ちゃんの背中が　ずっと光ってたから

ごめん、母ちゃん　俺ばっか手間かけて

泣かせた夜も　数えきれねぇ

片親でずっと　踏ん張ってくれた

この命　感謝してんだ

悪さの中に　他人へ優しさ

教えてくれたのは　母の強さ

生まれ変わっても　また出会いたい

そして母ちゃんの子でいたい

面会の日　ガラス越しの母ちゃん

一瞬の笑顔　目が腫れてたな

「ちゃんと飯食ってる？」って

俺より自分の事　気にしねぇ母

シャバ出りゃ　また戻る悪のloop

組に戻って　金とrule

けど電話の向こう　母ちゃんの声が

「いつでも戻っておいで」って震えてた

あんとき何も言えなかった

強がりと後悔で　胸が張り裂けた

でもな、今なら誓える

母ちゃんをこれ以上　泣かせねぇって

女で一つで　育てた背中

昼も夜も　働いてたあんた

クリスマスにお菓子の靴　貧乏だったけど

代わりに愛を　死ぬほどもらった

近所の目も　親戚の声も

全部ひとりで　背負ってた女王

「親父がいなくても大丈夫」

そう言った顔に　嘘はなかった

俺が道を外れた夜

神様より先に　名前を呼んでくれた人

今、歌にして返すこの気持ち

老後は任せろ　あんた守る命

感謝の言葉じゃ、伝え切れないね