歌詞

静まり返る夜の中

雨音を頼りにそっと

残された愛を数えてる

暗い狭い箱の中で一人

若き日の君の声がまだ

今の僕に訴えんだよ

”お前はそんなんでいいのか”

”人の為に生きなくていいのか”

母は言う「許せる人間になれ」と

そしたら世界はもうちょっとだけ変わるよ

愛なんて僕は知らない　もう生きたくもない

かと言って死ねない

どうしようもないくらい荒んだ世界

もう疲れたから少しだけ休むことにしよう

今夜くらいは見逃してよ

悲しい僕の後には必ず楽しい僕が

遠き日の貴方の姿

勇ましくも僕にこう言う

”お前は間違ってないよ”

”正しき自分でいつも在れ”

失ったものの数なんて計り知れない

ただそれでも人は立ち上がって生きてくの

死にたい毎日を恨んでも

いつか笑えるその時のために

もうどうだっていいことだらけ

これまでの僕も　この名前も

今の僕を好きなあの人が　愛してくれるというなら

もうなにも望まないよ

愛なんて僕は知らない　もう生きたくもない

かと言って死ねない

どうしようもないくらい荒んだ世界

もう疲れたから少しだけ休むことにしよう

今夜くらいは見逃してよ

悲しい僕の後には必ず楽しい僕が

金輪際もう必要ない

不安に駆られる弱い僕

全て愛してしまえばいいんだよ

そう思わせてくれたあなたはもう

隣にいない　決して消さない

傷だらけの心背負い

初めて否定することなく

僕と出逢わせてくれたあなただから

もう涙は隠さなくたっていいんだよ

それでも明日はやってくる

未来は自分自身で創るもんだから

今を生きてる僕が

若き日の君にこう言うよ

”いくつも辛いことあったけど　何も後悔はしていない”

これまでの僕もこれからも

たくさんの挫折を重ね

支えられ強くなっていく

一人では優しくなれない

だからこそ人は人を懸命に心から愛すの

名もない花には名前より生きる理由を与えよう

彷徨い続けた君と僕

今でも戦い続ける人

産まれてしまえば皆同じ

今日の光を浴びて

愛なんて僕は知らない　もう生きたくもない

かと言って死ねない

どうしようもないくらい荒んだ世界

もう疲れたから少しだけ休むことにしよう

今夜くらいは見逃してよ

悲しい僕の後には必ず楽しい僕が

生きてさえいればそこに

やがて差し込む光が