歌詞

「忘れていくときは声かららしい」って

顔も忘れたい人が そんな話を吐いた声と

自分じゃ飲まないコーヒーが残っていた

名無しで使い回した”女心”など着ないよ

そんな皮肉を吐き捨てた金曜

履き損ねた靴を鳴らしたいの

It’s funky on メランコリック

It’s 腐爛げの清算トリック

出かけたい靴がどこにも無いのよ

たかが脳細胞の綾 4色分の喜怒哀楽は

1つに揃えて くっつけてみても消えなかった

たかが4分の3は水の容れ物のくせに

排水溝へコーヒーを流した底には

やたら綺麗に汚れた記憶が残って

もうどうにもならないの

「最後まで忘れないのは匂いらしい」

そんな話を繰り返した 枕元の匂いも嫌いだ

あー、どうでもいい知らなかった話は

借りた本を捨てても 覚えたまま

窓に落ちてくる4色分の喜怒哀楽を

1つに揃えたらパズルみたく消えてよ

愛を溶かすのも享楽的な気がしてさ

排水溝で味も知らないコーヒーが

やたら醜い綺麗な香りを残して

もうどうにもならないの