歌詞

溢れる夢

軽薄な未来を

路地裏で叫んでいる

極彩色落ちる世界で

メガホン取り付けて

雑音を口にする

身勝手な街は尚

情報を羅列する

落書きの黒板と

汗ばんだ校庭に

気付いたら彼女等が

笑ってる

笑ってる

季節は夏で

場所は思い出ン中

不確かな形

日差しで表情を

読み取れないあの子は

存在自体が夢なので

酷く絡まっている

極彩色の子が

あの夏に不鮮明、不鮮明

感情も蒸発して

熱風に流れる

極彩色の子が

あの夏に不鮮明、不鮮明

あの顔も歪み狂って

美しく、美しく在りマス

色彩と炎天

逃げるなよ

あの少女がまだ見つめている

逃げるなよ

あの少女がまだ語っている

解体中の騒音だけが

溶けた空虚を揺らす幻風景

崩れた遊具が

パステルの色調で再生される

極彩色の子が

あの夏に不鮮明、不鮮明

感情も蒸発して

熱風に流れる

極彩色の子が

あの夏に不鮮明、不鮮明

あの顔も歪み狂って

美しく、美しく在りマス

色彩と炎天

逃げるなよ

あの少女がまだ見つめている

逃げるなよ

あの少女がまだ語っている