歌詞

もしこの日々が積み木のように

崩れ落ちてゆくとして

今まで僕はどれくらい

命を燃やせただろう?

もしもこの日々に自らの手で

終止符を打ったとして

今まで僕はどれだけの

忘れ物をしたんだろう?

絶望の常闇(とこやみ)で

聞こえる懐かしい声

消えそうな光追いかけて

回り続けるんだ

残酷な僕らの世界は

また傷ついて傷つけて

孤独な朝が来る

それでも二度とは来ない

『もう一回』を

僕らは抗いながら歩いてく

もしこの日々に結末がなくて

永遠があったとして

果たして人は今よりも

眩く輝くのだろう?

もしもこの日々がボタン一つで

巻き戻せるものだとして

果たして人は今よりも

もがいて進むのだろう?

混沌の深淵(しんえん)で

見つけた温かい歌

わずかな記憶糧にして

回り続けるんだ

残酷な僕らの世界は

また報われない救われない

惨(みじ)めな夜が来る

それでも二度とは来ない

『もう一回』を

涙を流して未来紡いでく

後悔も惜別も

胸を裂く痛みでさえ

ここであなたと出逢うため

限られた時間すべて

足掻(あが)くしかないんだ

この悲しみも虚しさも

全部が僕だから

それでも二度とは来ない

『もう一回』を

僕らはこの手掲げて立ち向かう

生きてゆく