俗悪のジャケット写真

歌詞

ダンス

中島美保

体がまだ固い地面に

へばりついたように動かない

昨晩のイカれた比率のハイボール

まだ血の中泳ぎやがる

気のせいかと思い込む一時の不安は

やがてどっかでまた出会う

今は解く必要もない

誰かと比べる自分の弱さは

愚かなものだと知ってるつもり

見慣れてるはずの迷路なのに

なぜだかまだ抜け出せずにいる

あなたは素敵だよ大丈夫

あたかも悩みのない大人のように

人にはうまくそう言えるのに

なぜだか一人で泣けてくる

眠るつもりで閉じた画面で

あかりが消えてまた動き出す

見ないようにしていたあの感情が

まぶたの裏泳ぎ回る

気のせいだと思いたかった

現実にキスしよう

やがてどっかでまた出会う

その時にもっと強くなっていたいね

指切りしたはずの約束が

なかったことになる瞬間に

あの子の世界では私

ただのエキストラだったと知る

子供のころには1ミリも

こんなビジョンは無かったのに

まぁ今日ぐらいは、と許しながら

導かれるままに眠る

誰かに憧れたままの心に

酷く降り荒ぶ雨音で踊れ

愛したい本音があるならば

たった1人くらい抱きしめたいね

明日もこの空が晴れなかろうが

あたかも悩みのない大人のように

ステップ踏んで笑ってやるよ

導かれるままに

  • 作詞

    中島美保

  • 作曲

    中島美保

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広島で弾き語りをメインに活動する中島美保の初のフルアルバム。弾き語り音源もバンド音源もたっぷり収録してます。たくさん聞いてください。

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