紡ぎ

現役看護師兼シンガーソングライターの藤澤光初のシングル曲「紡ぎ」が発売開始。看取りケアをテーマに医療介護職員だけではなく、大切な両親、祖父母、パートナーを看取るとき、見送る側も見送られる側も「幸せな最期だった。」と、そう思ってくださる方が一人でも増えてほしい。そういった想いが込められた歌です。
　新人看護師のころ、患者の「死」を受け止められず、毎回苦しい想いを抱いたまま、「自分は看護師に向いていない」と悩んでいた僕だからこそ、初めて看取りにかかわるスタッフたちに看取りケアを辛いものだと感じながら働いてほしくない。「私の人生の最期をあなたに看てもらってよかった。」こんな素晴らしい言葉をいただくことのできる、こんなに尊く幸せな仕事は他にないんです。
大切な人との別れに耐えられない家族や友人のみなさんにも、限られた最期の時間を辛い気持ちだけで迎えてほしくないんです。
みんなが幸せに最期を見送って、見送った後も天国の大切な人たちにこの歌が、想いが届きますように。