Lyric

少年たちは大人になってさ、

風の歌、聴こえなくなってた

想い焦がれたあの子の声も、

今ではもう、夢の彼方

少年たちは大人を嫌ってた

風の歌を聴こうとしないから

でもそれは違ってたんだ、聴けないだけさ

夢の魔法を解かれて過ぎ去った日を彷徨ってる

カーテンが風で揺れてた

母さんが隣で服を畳んでた

木漏れ日の影が揺れてさ

あの頃はまだ、風の歌、聴こえてた

少女たちは大人になってさ

影の行方、気にし始めた

街ゆく人の流れに、身を委ねながら、影を隠そうとしてた

眠れない夜が来たんだね

カーテンを閉めて閉じこもりたくなったんだね

風はまだ、歌ってるから、いつでも窓を開けるのを待ってるよ

少年たちは大人になって、

風の歌が聴こえなくなって

聴こえてたことも忘れちゃって

同じこと繰り返してる

そして眠れない夜が来て

風の歌が聴こえてたのを思い出してる、

思い出してる