Lyric

深夜0時のロビー　通知に光った名前

偶然じゃないよね？　ちょっとだけ期待してた

VC越しのその声に　不意にコドウ、乱れて

「ナイス！」って笑うたび　少しずつ染まってく

キルログよりも嬉しい　その声を聞けた瞬間

ゲームの中なのに　本音があふれてく

トリガーに添えた指が　今じゃ君を想って震える

撃ち合いより難しいよ　この気持ちを隠すこと

でも今はまだ 「味方」のまま　リザルト画面に残る片想い

君の癖　もう読めるの　リロードのタイミングも

何も言わなくても　動きがシンクロしてる

夜が明けるその前に　あとワンマッチ、あと1戦

バレたくないこの気持ち　でもゲームが終わるのが怖い

笑い合ったスクワッド　一番近くにいるのに

なぜだろう、ほんとの君が　どこか遠くに感じた

バーチャルの景色の中

リアルな恋が芽生えてたよ照準を合わせるように

君だけを見てしまう

勝敗よりも大事なもの

それは「君がそこにいる」ってこと

一緒にいた時間だけが　現実かもって思えてくる

でもね、「好き」は　撃てば届くもんじゃないんだ

勝てなくても構わない　君と笑い合えたらいい

「またやろうね」その言葉に　今日も心、引き金を引く

画面の向こうで笑う君に　いつかちゃんと伝えたいんだ

この想いは、戦いじゃない　ただ、君を守りたいだけ