快楽を求めた
二種類の動物
傷付いた孤独を
舐め合うように
偽りの身体で
意味を交わして
透明なドレスを
脱ぎ去る
言葉なんていらない
どうせ心を
取り繕っただけの
オモチャなんでしょう
描いていたのは
まさに富の楽園
広大なオアシスのほとり
息も絶え絶えに
何を忘れてく?
いつかの迷い
通り越して
次第に乱れてく
最低な夢を
連れ回して
曖昧なリズムに
腰を動かす
いつだって僕は
僕自身だろう
それでいて
何を欲しがる?
飼い慣らした怪物(モンスター)
胸の檻の中
歪なまでの嘘を
今日も頬張る
文明の隅っこで
明日を睨んでは
満たされぬ
空腹のまま
散々触れるのに
今日も近づけない
内側の方で潜んだ
傷を庇うため?
最深部で君と
溺れていたい
冷たいのも熱いのも
飲み干すように
欲望が渦を巻く
この世界よ
どうか僕を
奪わないでくれ
最低な夢を
連れ回して
曖昧なリズムに
腰を動かす
足掻いたって
僕は僕だから
何度だって僕を
愛せるだろう
- 作詞
松田拓海
- 作曲
松田拓海
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アーティスト情報
松田拓海
日本のシンガーソングライター。石川県出身。
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