

ふとよぎる 季節のかけら
胸の奥で 眠ったまま
思い出は 風にまかせて
君の声が 消えないだけ
春の匂いが ふいに揺れて
重なる影が 遠くなる
交わした言葉は 淡く残って
今も 心をくすぐるだけ
会いたいなんて 言えないまま
時間だけが 前を歩いてた
きっと、どこかで 君を呼んでる
この胸の奥 響くメロディ
忘れたいけど 忘れられない
想いだけが まだ ここにある
夏の夕暮れ 蝉の声に
笑った君が 浮かんでく
沈む陽のように 焼きついてる
涙さえも 追いつけない
何度も夢で 名前を呼んだ
でも振り向く 背中はなかった
きっと、どこかで 君を呼んでる
途切れたままの 言葉の先に
「さよなら」より やさしい嘘を
今もまだ 信じてしまう
季節が過ぎて 色が変わっても
ひとつだけ 変わらない
あの日の「好き」だけが
ずっと 胸を締めつける
秋の風に 手を伸ばして
届かぬ空を 見上げてた
それでも 君を思い出すたび
少しだけ 歩ける気がした
冬の白さが すべて包んで
やさしくそっと 消してくれるなら
きっと、どこかで 君を呼んでる
この胸の奥 響く祈りが
巡る季節に 迷いながらも
もう一度だけ 会いたかった
- Lyricist
Sylva
- Composer
Sylva
- Producer
Sylva
- Graphic Design
Sylva
- Programming
Sylva

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Sylva
Artist Profile
Sylva
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