歌詞

「一日中雷雨でしょう」

私の予報は

安定を知らないままなら

そして傘もない貧しさに

飢えながら進む

[Intro]

「立てるほど強い晴れ」

そんな希望を

あなた以上に欲しがっていた

側にいたいと願うことは

私には野暮すぎた

早すぎた

いつかは慣れると

怯えていた

不明瞭な未来には

あなたの花時雨さえ

予想しながら

「好き」の逆は「興味ない」

何度も遭遇されて

まるで道草のよう

眺めるだけで

笑ってくれたあなた

予報外れの晴れを

くれたと気づかずに

[Inter]

いつの間に悲しみを

忘れないことを

習わずして会得したのは

それが私たちの弱さだから

でも時に幸せを

出会ってこそ

初めて享ける喜びもある

生まれも育ちも違うのに

同じ言葉で伝う不思議

戸惑いながら

[Inter]

低気圧に覆われ

激しい雨に飲まれて

紛られた涙が

テレビ越しみたいに

あなたに伝わってほしい

傘があるなら

向かうのに明日へと

But the storm has gone off

[Inter]

「晴れのち雨」みたいに

私らの暮らしは

常に幸せじゃない

不明瞭な未来には

あなたの花時雨さえ

1番に恐れている

苦しかった言葉を

何度も吐き出したいよ

まるで道草のよう

眺めるだけで

笑ってくれたあなた

予報外れの晴れを

くれたと気づかずに

欠けた破片の正体が

あなたと知った時

一緒にいたいと望んだ

前例ない嵐は

間違いなく襲うだろう

前線の後でも

大切にしよう

[Outro]