

昼の風
暖簾揺れる
吉原の空
青くなる
夜の灯りは
まだ来ぬ
今日は静かな
町
吉原 吉原
昼の空
青くて高くて
どこへも行けぬ
吉原 吉原
昼の風
笑うて見せても
心は遠い
髪をほどいて
櫛を通す
紅もまだ
引かぬまま
店の庭では
水の音
昼だけ夜が
来ぬ世界
笑えば人は
安心し
黙れば風が
囁く
外の町は
広いのか
わっちはまだ
知らなんし
高き壁と
広き空
遠き町は
まだ見えぬ
夜はわっちの
花道なれど
昼の静寂は
胸に沁みる
笑う顔も
商いなれど
心の内は
売れぬもの
落ちたら楽と
思う日も
今日はまだ
紅を引かぬ
吉原 吉原
昼の空
青くて高くて
どこへも行けぬ
吉原 吉原
昼の風
笑うて見せても
心は遠い
鏡の中に
残る顔
村の娘が
まだひとり
名を呼ばれても
振り向かぬ
吉原の昼に
ただ座る
明日が来るか
知らねども
今夜も夜は
来るのやろ
強く生きると
決めながら
身を投げたさも
まだ残る
吉原 吉原
昼の空
青くて高くて
どこへも行けぬ
吉原 吉原
昼の風
笑うて見せても
心は遠い
紅を引くまで
まだ少し
わっちはここで
空をみる
- 作詞者
Liminal Reverie, shintaro
- 作曲者
Liminal Reverie
- プロデューサー
shintaro
- 共同プロデューサー
Liminal Reverie
- プログラミング
Liminal Reverie

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ひるのよしわら
Liminal Reverie
昼の吉原。
夜の灯りも、笑い声も、まだ遠い。
青い空の下で、遊女は髪をほどき、風の音だけを聞いている。
『ひるのよしわら』は、華やかな夜の裏側にある“静かな時間”を描いた一曲。
休みの日。けれど、どこへも行けない。
明るい昼の空気の中に、閉じ込められた心と、まだ消えきらない娘の気配が揺れている。
強く生きようとする気持ちと、ふと消えてしまいたくなる影。
その両方を抱えたまま、今日もまた夜は来る。
これは、笑う前の遊女の歌。
アーティスト情報
Liminal Reverie
**Liminal Reverie(リミナル・レヴェリー)**は、 「現実と夢のあいだ」をテーマにした インストゥルメンタル・プロジェクト。 昼と夜のあいだ。 賑わいのあと。 現実と夢が、まだ分かれきらない瞬間。 そこに残る気配、余韻、空気を音にする。 和と洋、対になる二つの軸を持ち、 和:江戸lofi 洋:Liminal Reverie それぞれ異なる世界観で楽曲を制作している。
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