誰かが吐いた白い息が
風に消えて夜に溶けた
街灯だけが雪を纏い
静かに時を告げている
消えた足跡 埋もれた夢
追いかけてきたあの記憶
君と歩いた道の続きは
もう一度辿れないまま
冷えた手を誰か握ってくれるのなら
この冬も少しは暖かくなるのかな
吐き出した言葉も白い霧のようで
届かぬまま空へ消えていく
まだ冬は終わらない
胸の奥に積もる痛み
雪解けを待つ心が
君を探して彷徨っている
叶わないと知りながら
それでもまだ願ってしまう
雪の下で息をしてる
淡い光を信じて
窓に映った街の景色
君がいないただの風景
記憶の中だけ輝いてる
あの声が今も響いてる
消えない傷跡もいつか雪に変わり
静かにその上を誰か歩くのだろう
君が笑ったあの日の温もりさえ
掴めぬまま夜に飲まれていく
まだ冬は終わらない
言えないまま凍る言葉
春が来てもこの心は
君を探して止まれないんだ
消えそうな光の中
それでも手を伸ばしてしまう
雪の下で震えている
小さな芽を守るように
冬がいつか終わるのなら
この痛みも溶けるのだろうか
君を忘れる日が来るのなら
それはそれで怖いんだよ
それでも冬は続いてく
胸に刺さる冷たい風
何度でも立ち止まるたび
君の名だけを呼んでしまう
凍えた手を伸ばしても
掴めないものばかりだけど
雪の中で祈り続ける
君に届くその日まで
誰かが吐いた白い息が
夜空へと溶けて消えた
それでもまた朝を待とう
この冬を越えていこう
- 作詞
Yonta's Music Journey
- 作曲
Yonta's Music Journey
- プロデューサー
Yonta's Music Journey
- プログラミング
Yonta's Music Journey
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君を探す雪明かり
Yonta's Music Journey
この楽曲は、凍える冬の夜に心に積もる痛みや、消えない記憶を描きつつ、希望と再生への願いを込めて紡がれました。雪明かりの中で大切な存在を探し続ける情景が、深い歌詞と温かなメロディで表現されています。この冬を越え、未来へ歩む勇気を与えてくれる特別な一曲です。ぜひお聴きください。