歌詞

軋む骨しならせて

ひとり鬨の声、脈を放て

埃まみれの明日を

真っ白な倒錯に

十字路が傘をさしてる

真っ赤な非道徳に

命、命、命って嘘だろ

さっき見た盗作に

ひっきりなしに魔が差してる

相槌の合間に

一人一人抜け落ちてく

なんとなく

捨てた否定文

愛と泣く

また繰り返す

解は無く

弱い鼓動

でもまだ燃えてる

繋がらない軌道、肺はゼロ

期待が背に積もって

茹だる頭に水をかけたとこで

堂々巡りなんで

響くサイレンはもう塞いだ頃に

妄想だと言い聞かせて

言葉詰まったその先が

瞼に揺れてた

汚れた手と孤独なステップを

鏡に映り込む有象無象に問う無能

指差しあい

気持ち悪い声で嗤わないで

ひとり

混濁とハイプなビート

賽の目に身を委ねてる

頓着も無い件

すかしてんじゃねえよトーシロ

くだらない音記号、視界はメロウ

会合日々歪んで

無駄に虚飾ただ重ねたところで

食傷なんだ全部

揺れなかった火も腐って尚

燻ってる奥の方で

届かなかったこの痛みが

光を閉ざした

昇る陽に背を合わせ

ひとり高く踵打ち鳴らせ

誇りを謳う明日も

邪魔者はゼロ、周回軌道

外れたとしたって

積もる灰の中でだって笑えるよ

不甲斐ない過去も抱いて

くだらない酸素だっていつか

炎揺らす風になって

言葉になったその先を

彼方に見据えた