日本人生話のジャケット写真

歌詞

行き止まりにある宝箱

あまは人生

僕は統合失調症で

ビン・ラディンと戦っていた

11人の仲間を連れて

世界を救う道に進んでいた

道路の真ん中歩き続ければ

天国行けると思い込み

警察呼ばれて留置所入れられ

精神病院に入れられた

そこには素直な世界が広がって

一人一人の幼児心が

メキメキと張り付いていて

僕は心の友達と出会った

失われた青春がそこにはあった

友達とフランス語を覚えて

友達にヒーリングを教えて

友達とご飯を食べる日々

失われた笑顔がそこにはあった

看護師に隠れてポテチを食べて

退院したら一緒に何するか

話し合って盛り上がって笑った

僕は統合失調症で

五年後にガンジス川で

一音も間違えずにギターを弾けば

ビン・ラディンを倒せると思った

アリアン・ロッドという女神が

僕に毎日アドバイスをして

邪悪な力を封じ込み

エネルギーを溜め込んだ

精神病院では通じ合う

僕達だけの秘密の暗号

耳の隣で手を振れば

言葉が聞こえてくると

友達が教えてくれた

失われた青春がそこにはあった

友達と単語カードで覚えて

友達と天にお祈りして

ディズニーランドに行く約束をした

失われた笑顔がそこにはあった

友達の守護霊見通して

書いた演劇の台本見せて

天国みたいな世界だと言われた

LINEのID交換して

退院してから何度か会った

ディズニーランドに行く前に

お互いはすれ違っていった

それぞれの道に進んで生きてった

それでもあの時のあの時間は

あの場所のあの時のあの時間は

とてもとてもとてもとても

広がる地平と大きな空の

僕の世界と共にある

かけがえのない物だった

優しさに満ち溢れた宝物だった

今は統合失調症が

だいぶおさまったけれど

たまに儀式をしちゃって

たまに神の声を聞いちゃう

あの人とあの人は今は

何をして生きてるんだろ

あの場所のあの時のあの時間は

とてもとてもとてもとても

勇敢で愛おしい

僕の世界と共にある

かけがえのない物だった

白い光に照らされた宝物だった

僕の人生の歌

  • 作詞

    あまは人生

  • 作曲

    あまは人生

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