

疲れた影が 肩に沿って落ちる
あなたを迎える このとばりの内側へ
仕事のとばりを くぐってきた夜
ここでは言葉など いらない
灯りひとつが 静かに揺れて
今日の重さが 少しずつ下りてゆく
外の冷たい闇が まだ胸に貼りついていても
とばりの向こう側 私はいつもここにいる
あなたの またくるね それだけで
笑顔も 涙も ため息も
そっと受け止める
夜のぬくもり わかちあう
いろんな疲れが 夜に寄り添い
それぞれの気持ちが 静かに重なる
このとばりはただ 隙間を埋めるように
みんなの沈黙を 優しく受け止める
仕事の余韻が まだ体に残る
そんなあなたに 私は何も言わず
とばりの揺らぎが 小さな世界を 守るように
夜はゆっくりと 深まってゆく
とばりの向こう側 私はいつもここにいる
あなたの またくるね それだけで
笑顔も 涙も ため息も
そっと受け止める
夜のぬくもり わかちあう
とばりを静かに閉じたら
一人になった時間
やっとふたりきりになれたね
今日も頑張ってたね
そっちこそ 今日もありがとう
自分を慈しむ夜も 必要だ
私はまた 明日へのとばりを待つ
この歌が終わっても
とばりはまだ そこにあって
新しい朝が 静かに待っている
- 作詞者
NAZNA
- 作曲者
MAPP
- プロデューサー
MAPP
- レコーディングエンジニア
MAPP
- ミキシングエンジニア
MAPP
- マスタリングエンジニア
MAPP
- グラフィックデザイン
MAPP
- ボーカル
NAZNA

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とばり
NAZNA
『とばり』は、一日の終わりにそっと立ち寄る場所と、そこで交わされる静かな気配を描いた一曲です。
暖簾の向こうにある小さな店。
言葉を交わしすぎなくても、ただそこにいるだけで少し心が軽くなっていく。
そんな夜の時間をイメージして作りました。
店を訪れる人の気持ちと、迎える側のやさしさ。
そして最後には、誰かを受け止めてきた人が、自分自身に戻っていく時間までを、この曲に重ねています。
何も起こらない夜なのに、なぜか少し救われる。
そんな気持ちを感じてもらえたらうれしいです。



