歌詞

隣の席のあの娘が学校やめました

やめそうな噂は聞いていたけど本当にやめました

「来週は絶対行くよ」って毎回言ってたなあ

「待ってるよ」って伝えても

「頼んでない、勝手に待ってれば？」

あの娘は私の友達じゃないし

あの娘もそうは思ってない

でも、なぜだか私は待ってた

友達が何を言っても頭から否定して

LINEやなんかにあの娘が吐いた毒がこびりつく

心配も、共感も、

たった一言の「大丈夫？」も

文字じゃなくて言葉で云ったら

少しは違ったかもなあ…

あの娘は私の友達じゃないし

あの娘もそうは思ってない

でも、なぜだか私は待ってた

あなたの机は教室にまだ残ってるから

私はこうしてあなたを思い出す

あなたが見限ったこの場所に

私は今日も立っている

ずっと笑っていられるわけじゃないけど

あなたが針を立てずにいられる場所があるなら

そこであなたも息をしているのだろう

隣の席のあの娘は学校やめました

あの娘の机はもうすぐ誰かのものになる

心配も、ため息も、

たった一言の「さよなら」も

春一番にのって飛んでいけ

♪

春一番にのって飛んでいけ