

君がいなくなってから ずっとなんだかんだって言って
三年も前の昨日のこと まだ昨日のことのようです
新鮮な涙が出ることは だけどなんだかんだなくなって
淡々と前見て生きている それもなんだかなって思うのです
あの頃二人で愛でた道端の猫は
最近めっきり姿を見せなくなって
関係ない もう関係ないって分かっていたってどうして
気づけば少し立ち止まってしまう
いつかどこかで 今ここで もしも会えたら
あの日と同じように笑い合えたりするんだろうか
そんなイメージの中で笑うのはあの日の君と僕で
昨日の君の髪と猫の色を知らない僕だけがまた歩き出した
君がいなくなってから僕もなんだか歳をとって
三年も前の子どもとはもう違う誰かのようです
運命の糸を切り裂いた大嫌いな僕と手を繋いで
大切な「大好き」をたくさん抱えた大好きな僕ももうどこかへ
足元をすり抜けた見知らぬ猫はちょっと振り返って
綺麗な白猫と消えてく 知らない路地へ
いつかどこかで 今ここで もしも会えたら
僕の無造作に伸びた髪を笑ってくれるだろうか
そんな夢を見てばっかで
いつかの夢を見てばっかで
結局何も変わらない僕と
何も分からない君の人生を眺めた
あの日と同じ色した道端の猫がふと欠伸をした
気がした
- 作詞者
平尾龍樹
- 作曲者
平尾龍樹
- プロデューサー
平尾龍樹
- レコーディングエンジニア
平尾龍樹
- ミキシングエンジニア
平尾龍樹
- マスタリングエンジニア
平尾龍樹
- グラフィックデザイン
平尾龍樹
- ギター
平尾龍樹
- ベースギター
平尾龍樹
- ボーカル
平尾龍樹
- ソングライター
平尾龍樹
- 合唱 / コーラス
平尾龍樹

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シュレディンガーの恋
流木鉄道
アーティスト情報
流木鉄道
Vo.平尾龍樹の自宅一室から始まったギターロックバンド。 キャッチーなメロディとバンドアンサンブルを基調としたサウンドで、一人に寄り添う音楽を紡ぐ。
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