Lyric

秋の風に乗って 君のカオリがほら

近づいてくるたびに

かけだしてく君 喜ぶストラップ

『会いたかった』と息を切らして

君の大好物で 埋め尽くした手料理

食べているその顔も

ずっと続けば なんて思ったら

言葉に詰まる 喉も通らない

嬉しさ隠して

『久しぶりだね』ってそっけなく

君に投げつけて

やっと会えたはずなのに もう

時計を気にして 帰る日を思うよ

茜空は刹那のように早く

オレンジに 照らす 遠く 儚く

影が長く伸びてさ

陽は沈むんだろう

夕日よ...止まっててくれないかな

僕の影を追いかけるオレンジが

君の影追い越してしまう前に

素直になれて 笑えたらいいのに

寄り添い合い歩いてさ

『アイシテル』って言えたら

いいな。

寝起きで歪む顔も

掠れ声の『おはよう』も

ふわり揺れる寝癖も

一年に一度 君からのプレゼント

それが僕だけの宝物

現状に浸る感情も

裏表さえわからない

回るコインの様で

表すことなく 示せもしないから

窓越しの微弱な 光が君を隠すよ

君の頬を伝う オレンジの涙はなぜ

困らせてごめん 泣かせてごめんね

手と手強く 握り返して

せつな空よ オレンジ色の空よ

この思い焼ける様に痛いよ

好きが大きすぎてさ

沈んでくんだよ

君にも伝わってしまってるだろう

人混み照す夕日のように僕が

君を切に思うオレンジになる

約束するよ。心から『アイシテル』

次会いに行くまで

画面越しの世界へ

バイバイ...ずっと二人で