歌詞
ひとといと
MiLESBROS, cleafrookie, DJ 3422
1.17 「ゆれた」に針落とす
レコードノイズが時を巻き戻す
この日だけは裏ジャケに書かれたリリック
一句一句 黙読しながらタイムスリップ
おぼろげな記憶 巡らせて回想
避難所での過酷な日々でさえも
平穏な日々が続けば 薄れる記憶
回る地球の上 踏みしめ 辿る溝
大切な場所は心の奥深く
焚火囲んだ人達の顔が浮かぶ
思い思いにそれぞれのremember
誰もが胸の奥に抱えたジレンマ
家ん中 街や職場 遊び
どこにいようが心の中はあの日
思い出せない 思い出したくない それも当然
抱えてるもんが違う(I think)
心にそっとしまい 目瞑り 手合わす
無理せんでいい それぞれのタイミング
みんな神戸の街が大好きで
手を取り合い ともに成長してる
いくつものシーンが 人と街を深化
心動く瞬間 生きてるって実感
街は芽吹いてる 耳にレクイエム
立ち止まっては また歩いてく
命 ある限り ひとといと
皆と分かち合い ひとといと
いつかに備え ひとといと
次の世代へ繋ぐ ひとといと
1995 2025
今もいてる この街にずっと
長い年月かけて復興と再生
どん底味わったあの不幸も幸せ?
歴史刻む30年の節目
海から山 青々と風が吹き抜ける
生まれ変わった街並みを眺め
変わらないものはちゃんとそこにあったね
街は人が作る その街で人は暮らし、遊ぶ
人は街とともに息をしてる
目まぐるしい日々 原点忘れるほどbusy
人間てそんなもん 思い出せば「おおきに」
東遊園地からみなとのもり
希望の灯り 皆のもとに
白髪混じりの髭を蓄え
自分なりに言葉と向き合い歌い続けてる
俺たちも歳とったな お陰様
元気な姿で 「おかえんなさい」
残された身として 何をすべきか
目の前の日常に 答えはすでにある
学んだのは命の尊さだけじゃない
その命どう守るかってことさ
暗くて寒くて震えた
あの日の546 結ぶ言葉
命 ある限り ひとといと
皆と分かち合い ひとといと
いつかに備え ひとといと
次の世代へ繋ぐ ひとといと
命 ある限り ひとといと
皆と分かち合い ひとといと
いつかに備え ひとといと
次の世代へ繋ぐ ひとといと
澄み切った空に響かせるsong
風に乗り 街を超え降り注ぐ
人から人へ繋ぐ か細い糸
撚り合わせて 安心の未来へと
時に心温め 時に傷癒やし
時に生きる肥やし 強くたくましく
それは決して切れることなく
あなたの支えとなる
命 ある限り ひとといと
皆と分かち合い ひとといと
いつかに備え ひとといと
次の世代へ繋ぐ ひとといと
- 作詞
MiLESBROS
- 作曲
häru
- プロデューサー
Alter-Ego
- 共同プロデューサー
häru, DJ 3422
- ミキシングエンジニア
Alter-Ego
- マスタリングエンジニア
Alter-Ego
- ボーカル
cleafrookie
- バックグラウンドボーカル
YU-KO
- ラップ
cleafrookie
- トランペット
NIWACA BEATS
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ストリーミング / ダウンロード
ひとといと
MiLESBROS, cleafrookie, DJ 3422
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ひとといと
MiLESBROS, cleafrookie, DJ 3422
阪神淡路大震災から30年の節目となる2025年1月17日、"つなぐ"をテーマにしたシングル曲「ひとといと 〜hito to ito〜」をリリース!
今作は、DJ 3422が長年掘り続けた黒い指と、その確かな審美眼で選び抜いたJAZZから、神戸で活動する音楽家【häru】が独自の感性でサンプリング&再構築。さらに、同じく神戸のトランペット奏者【NIWACA BEATS】、シンガーの【YU-KO】が制作に加わり、壮大かつノスタルジックな世界観の楽曲に仕上がった。また、楽曲後半には、世代・街を超えた50名の声を収録し、今作のテーマである「つなぐ」を表現。
同時リリースの「ゆれた」で、"あの日"を語り、本作「ひとといと 〜hito to ito〜」で、"これから"を歌う。
ジャケットのArtworkは、神戸出身の画家【meju】が担当。人と人が手を取り合いながら、ひたむきに生きていく様を、優しい色と柔らかい線で描写。今を生きる人たち、これから生まれてくる子どもたち、天国にいる人たちが描写のストーリーに組み込まれ、優しくて強くたくましい、深みのある作品に仕上がっている。
アーティスト情報
MiLESBROS
神戸発79年式、cleafrookie(MC)と3422(DJ)の双子のBROTHER。 2003年にSMILE BLOSSOMを結成後、2枚のアルバム「Art of Smile」(2009年)、「BLUE TRAIN」(2012年)と12"レコード「BROTHER SOURCE」(2015年)をリリース。 2016年にSMILE BLOSSOMからMiLESBROSに改名。翌年1月17日には、自身が被災した阪神淡路大震災の経験と、そこで得た人間としての成長の過程を綴った楽曲「ゆれた」を7"レコードとしてリリースし、各地で反響を呼ぶ。同年4月5日には12"レコード「Life is Beautiful」をリリース。 長きに渡り掘り続けた黒い指と、その確かな審美眼で選び抜いた「JAZZ」。 日常の風景をリリカルに描写し、透明から色鮮やかなアートを浮かばせる言葉の数々。 破壊と創造のワンループから生まれた楽曲群は”ストリート”な要素を含まずとも、高いHIPHOP強度を持ち合わせ、聴く者を魅了し続け、2024年にMiLESBROS名義では初となるNew Album「aio/Home」が完成した。
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