歌詞

さあさあ皆さんお集まりになさって

お好きな席にお掛けなさって

楽しい愉しいお茶会が始まりますわ

タンタンと刻むビートに倣って

美しき踊り子が回って

いよいよ最終場面ですわ

最高級の薔薇の茶の葉と

正真正銘の純血の奴隷

銀灰色の得物を掲げ

類を見ないショータイムを

薔薇の色が舞って

すぐにパって

また終わってしまったようね

白い薔薇すら紅く染まるくらいの血飛沫が舞って

ただ唸って

すぐ縋って

あぁもうなんて滑稽で

はぁ、なんて紅茶が進むのかしら、、

少々ばっかり話は戻って

昔は今と打って変わって

貧しい貧しいザマでした

突然どっかで悪魔が笑って

中指と親指を弾いて

「普通」をお与えになったんです

数年経ったらマンネリになって

有難みなんて忘れちゃって

足りない足りないって財産を

求めてしまった

そう聞いた後に悪魔は笑って

腐敗と財産の契約を

密かに結んでいったんです

最上級の不治の病の

そう延命薬は純血と悲鳴

強欲性を裁くサバトの

類を見ない招待状

薔薇の色が、、

薔薇の色が舞って

すぐにパって

また終わってしまったようね

青い薔薇なんてありもしないものにまたすぐ縋って

心なんて

満たされたって

すぐ枯れて散ってしまう

心臓まで悪魔が喰らったのかしら

薔薇の色が舞って

すぐにパッて

もう終わってしまったようね

紅い薔薇すら黒く染まるくらいに腐敗が進んで

ただ唸って

すぐ縋って

あぁもうなんて滑稽で

はぁ、なんで紅茶が進むのかしら、、

あぁ 本日ここで幕引きですわ