

何も足りないとは
思ってなかった
一人で歩く夜も
嫌いじゃなかった
誰かを待つこともなく
誰かを失うこともない
それでいいと思ってた
君に会うまでは
同じ景色なのに
少しだけ違って見えた
君が僕の日々に
ひとつ 音を足した
君は僕のAmをAm7にした
たったひとつ
音を足しただけなのに
こんなにも切なく
こんなにも優しく
世界は響き始めた
君がいない夜なのに
まだ消えない seventh note
もう元のAmには
戻れそうにない
「またね」と言った声を
何度も思い出す
あの日の僕らはまだ
終わりを知らなかった
幸せというものは
手にした時より
失くしたあとに
よく聴こえるんだね
忘れようとするほど
鮮やかになるのは
君が僕の中でまだ
鳴り続けてるから
君は僕のAmをAm7にした
悲しみさえ
綺麗に響かせて
届かない言葉も
戻らない時間も
全部 君の音になった
もし出会わなければ
知らずにいられたのかな
愛することがこんなに
寂しいことを
A minor
それだけだった僕に
君が残した
ひとつの G
たった一音なのに
どうして
こんなに君なんだろう
もう一度だけ
あの日を弾けるなら
僕はきっと
同じコードを選ぶよ
君は僕のAmをAm7にした
そして君だけ
いなくなってしまった
それなのに今も
僕の中では
あの日のコードが鳴っている
戻れないなら
戻らなくていい
この切なさも
君を愛した証なら
僕はこのまま
Am7でいるよ
君が足した
たったひとつの音
消せないままで
今日も僕は
Am7を弾いている
- 作詞者
Beam_steez
- 作曲者
Beam_steez
- プロデューサー
Beam_steez
- プログラミング
Beam_steez

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From A Minor to A Minor Seventh
Beam_steez
「From A Minor to A Minor Seventh」
Amに、たった一音「G」が加わることで生まれるAm7。
コードそのものは大きく変わらない。
けれど、その一音が加わるだけで、響きには切なさや深い余韻が生まれる。
それはまるで、誰かと出会ったことで、それまでと同じ世界が違って見えるようになることに似ている。
そして、その人がいなくなったあとも、一度変わった心の響きは簡単には元に戻らない。
「From A Minor to A Minor Seventh」は、AmからAm7への小さな変化に、人との出会い、愛、別れ、そして心に残り続ける記憶を重ねた楽曲。
たった一音が、すべてを変える。



