yumeoi Front Cover

Lyric

yumeoi

JunKagawa

最低な気分で大通りを一人歩き続けて

死に切った目をして日常を一人仕方なしに生きる

いつか追いやった頭の片隅また追いやって

「仕方がないんだ」って何度でも言うんだ

カバン持たされた

少年が一人後を追って

あの日の悔しさ

どうしてもまた思い出すんだ

そうだ彼は言った

悪びれもせず嗤った

そして彼はもっとも

とあいつがぬかす

できっこないさ

できっこないさ

そうやって彼は

他人の可能性を嗤った

突きつけられた僕は何を

言うでもなく

伏し目がちにただ

やり過ごしてしまったんだ

列車走行音

いつもより幾分か鈍くて

いつもの景色に

嗤われてる気がしたんだ

どうにもならないこと

忘れるしかないこと

そんなことだけか

僕の人生は

できっこないさ

できっこないさ

そうやって僕は

頭の片隅に

夢を追いやった

死に切っちまった人生を

どうすることも

できずにただ

やり過ごしていたけど

もうこれ以上死にきれないんだ

つまりもう限界なんだ

明日があるか怪しいとこまで

来ちまったどうすりゃいいんだ

「はじめから知っていたろうが」

頭の片隅から声がした

そうなのか結局は

結局は僕の人生は

できっこないさ

できっこないさ

そんな言葉に

明日を映すのはここで

ここで

終わりにしなくちゃ

「ここにはもう何もないから」

そうやって僕は

何かがあるはずの道を行くんだ

突きつけられた僕は何を

言うでもなく

枯れちまったこの声でも

歌い続けんだ

  • Lyricist

    JUN KAGAWA

  • Composer

    JUN KAGAWA

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