Lyric

君がそうやって言うならさ

僕もそうやって言うから

君のどうだっていいことは

僕もどうだっていいから

君が拾った壊れたラジカセは　今日も何も聞こえないまま

もう何も聞きたくない僕は　またそのスイッチを押す

「君が言ったから」っていうだけで　空に消えていった言葉よ

僕のもそこにいると思うから　仲良くなれてたらいいね

手のひらに伝う

手のひらに伝った　おおよそ孤独

自分自身と向き合おうとして　僕は白目を剥いたんだ

そうしたら涙が出てきました　涙が出てきました

本当に大切なことは　給食中に流れないよ

薄ら雲な鱗のクジラが空を　静かに泳いでいく

それにもいつか気づけなくなる

ことにもいつか気づかなくなる

ことにもいつか気づいてしまう

生きづらいのも仕方がないこと

このままでいよう

背中合わせでも伝わるから

手探りで触れるその手を見たら

きっと幸せになってしまうから

君がそうやって言うならさ

僕もそうやって言うから

君のどうだっていいことは

僕もどうだって

いつか、君がそうやって目を腫らしたって

君を嫌った理由を探して

僕もこうやってわかった気になって

その耳を塞ぐから

いつか「優しさにだって意味はない」なんて

見返りを覚えた僕を掬って

このまま白い泡になって

消えるだなんてずるいだろう

君がそうやって言う言葉

僕がこうやって歌うから