波紋のジャケット写真

歌詞

希望の座標

水乃余韻

ポケットに隠してた希望が

気づけば 粉のように落ちていた

触れればすぐに消えてしまいそうで

胸の奥が 少し痛くなった

守りたい願いほど

最初に ひびが入るんだ

壊れた希望は 音のない欠片みたいで

拾うたびそっと 指先が冷えていく

ぼくが一瞬でも 誰かの灯りになれたら

こんなふうに 散らばることもなかった

今もまだ 落とした光を探してる

昨日より今日のほうが

夢の輪郭が 薄れて見える夜

“きっと大丈夫”なんて言葉さえ

どこか遠くへ 離れていく気がした

期待していた場所ほど

先に割れて 形をなくす

壊れた希望は 静かな灰みたいで

息をするたび 空気に紛れて消えていく

少しでも触れてくれる手があれば

ここまで 散らばらずに済んだのに

ぼくはまだ 暗い道で光を集めてる

失くしたものより

失いたくなかった気持ちが 胸に残ってる

割れた夢の欠片が

まだどこかで かすかに光ってた

捨てられずに

抱きしめることもできないまま

壊れた希望は まだぼくを離れなくて

夜の底で 最後の座標を探してる

もし誰かが そっと手を伸ばすなら

割れたままでも 抱きしめていたいんだ

たとえもう 二度と戻れなくても

この欠片で もう一度だけ進みたい

  • 作詞者

    水乃余韻

  • 作曲者

    水乃余韻

  • プロデューサー

    水乃余韻

  • ボーカル

    水乃余韻

  • ラップ

    水乃余韻

  • プログラミング

    水乃余韻

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