歌詞

朝の余白に　夢の予感がまだ残る

まぶたの裏で　未完成の世界が語る

昨日の続きを　指先がなぞる

現実のノイズを　そっと外へと放る

光と影が揺れて　思考がまたぶれる

未来のカケラが　胸の奥で震える

“もう戻れない”って　誰より僕が知ってる

それでも一歩踏み出すたび　物語が満ちてく

曖昧なライン越しに　希望が立ち上がる

言葉にできないまま　心だけが従う

形にならない願いが　静かに膨らむ

空想の中の僕が　今日をそっと掴む

空想と現実のあいだ　薄いライン越えて

夢の残り香まだ　胸の奥で燃えて

痛みも抱いたまま　それでも前を向いて

希望だけは離さない　誰にも奪わせないで

昨日より少しでも　今日が進めたなら

光のない場所でも　僕は僕を選べたから

影の向こう側へ　そっと手を伸ばしたら

まだ知らない未来が　優しく触れた気がした

夜の窓際で　深呼吸して整える

夢の残響が　胸の底でまだ揺れる

叶うかどうかより　続ける方が強く出る

止まった時をほどいて　静かに未来へ寄せる

迷いはポケットで　いつも小さく暴れる

触れた指先から　まだ“行ける”声が生まれる

失った正解より　まだ見ぬ景色が勝れる

音のない世界でも　希望の鼓動は聞こえる

影と光が混ざり　歩幅が少し揃う

あの日描いた未来の端が　今夜また手招く

孤独も不安も全部　この胸で受け止める

夢の続きを生きる僕が　確かにここで息してる

空想と現実のあいだ　薄いライン越えて

傷も未来の“証”だと　胸の奥で得て

夢の形が変わっても　道はまだ続いて

希望だけは離さない　僕は僕で生きていく

昨日を越えた今日が　静かに息をして

まだ触れたことのない光が　心を満たして

歩き出すそのたびに　少しずつほどけて

新しい僕がまた　未来を開いてく