Lyric

気の抜けたサイダー

いつの間にか空は

絵の具を溶かしたみたいな

淡いブルーに染まってた

空になったままの花瓶を

どこか放っておけないのは

いつかの私を見ているようだったから

本当は何にも気づいてないふりをしてさ

春風のように消えた君を探してる

さよならって言ったはずだった

君のことも嫌いになれると

何よりも好きだった日々も全部

花びらの雨　こぼしたサイダー

君を思い出せば

春の匂いがした

気の抜けたサイダー

もう嫌いだ君は

愛想尽かしたのか違う

アイドルに染まってた

書き殴ったままの手紙も

どこか放っておけないのは

昔の君を思い出してしまったから

本当は何にも気づいてないふりをしてさ

春風のように消えた君を見つめてる

さよならって言ったはずだった

好きなことも嫌いになれると

何よりも好きだった曲も全部

花びらの雨　こぼしたサイダー

君を思い出せば

恋の香りがした

好きだよって言ったはずだった

伝え切れずに溢したアイは

炭酸で弾けた

さよならって言ったはずだった

君のことも嫌いになれると

何よりも好きだった日々も全部

花びらの雨　こぼしたサイダー

君を思い出せば

春の匂いがした

気の抜けたサイダー

いつの間にか空は

ガラスを透かしたみたいな

淡いブルーに染まってた