

くたびれた白いスニーカー
つま先に乾いた泥がこびりついてる
何度も転んで 立ち上がった跡
誰も知らない旅のしるし
雨上がりの道のにおい
胸の奥をなでるようにしみこんで
「間違いばかり」って笑っても
ほんとは まっすぐだったんだ
夕暮れの公園で 小さな子が転んで
泣きながら砂を払ってる
その姿に 昔の自分を見て
不思議とあたたかくなった
あの日 泣きながら言えなかった言葉
「くやしい」って声に出せたなら
少しは楽だったのかな
でもあの沈黙が 今の僕をつくった
心のどこかで
ずっと誰かに証明したかった
「ちゃんと生きてる」って
呼吸みたいな祈りをこめて
見上げた空は いつも同じじゃない
雲のかたちが変わるように
僕も変わっていける気がした
それが ここにいる証
笑われた夢も 無駄じゃなかった
置きざりにした希望が
まだどこかで手をふっている
くやし涙が乾くたび
少しだけやさしくなれた
「うまくいかない日ばかり」と言いながら
誰かを思って 歩いてた
その一歩ずつが 重なって
ひとりじゃない道になる
僕が選んで刻んだ痛みの数だけ
人を信じる力に変わっていく
つまずいた夜も 逃げた朝も
全部が“生きた証拠”だった
見えないものほど 強く残る
指のすき間からこぼれる光みたいに
いつか誰かの背中を照らすなら
この傷にも意味がある
そしてまた くつひもを結びなおす
乾いた泥を少しだけ残して
次の景色を見にいこう
くやしさの跡が 道しるべになる
今もこの足で立っている
それだけで 十分なんだ
誰でもない僕として
ここにいると証明して 生きていく
- 作詞者
Poppo
- 作曲者
Poppo
- プロデューサー
Poppo
- プログラミング
Poppo

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ここにいる証拠
Poppo
アーティスト情報
Poppo
想いと好きを曲げずに曲に。ギネス、ついでに。
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