歌詞

中古のペーパーバック

読み終えたらやる事が無いから

海へ行ってみたいと思ったがどうしよう

「さよなら僕の青春」

なんて古臭い歌詞が飛び交うレンタカー

嫌になって　ラジオを切り替えてみたのさ

夏でもないのに　海へ行きたいのさ

はしゃいでるのは

僕一人なのに　僕一人なのに

ダメな男だと言わないでくれ

それはもう　僕に言い訳はできないよ

海に行きたいとただ思ったんだ

何故だろう　わからないけど何とか辿り着いた

海岸通りを抜ける型落ちの軽に

揺られるアフタヌーン

見た目なんて　今更気にしてもしょうがない

目的もないのに　海へ行きたいのさ

眺めているのは

海風の中の　白い鳥だけで

何も変わらない　そりゃそうだよな

それはもう僕の努力不足なんだろう

海に行きたいとただ思ったんだ

そうだろ？　思ったことだけは確かだと思いたい

意味のわからない事ばっかりさ

頭が特に良いわけでもないから

ダメな男だと言わないでくれ

それはもう僕に言い訳はできないよ

何も変わらない　そりゃそうだよな

それはもう僕の努力不足なんだろう

海に行きたいとただ思ったんだ

そうだろ？　思ったことだけは

確かだと思いたい

思いたい