Lyric

ゆるやかな　坂道を登れば

君がいるよな　気がしてた

思い出がよみがえる　この地は

古いアルバム　そのままに

君が走ってる　　君が笑ってる

ため息ついて　涙ぐんだり　君と過ごした青春よ

夜行列車に粉雪が舞った

二人が出会った嵯峨野路で

君は大きく　背伸びをしたけれど

とても　追いつけないよな　雪景色

他愛ない喧嘩さえ　今では

後悔よりも　なつかしく

君は今、幸せにいるのか

誰かの胸に　抱かれてるのか

君を想っても　君を憎んでも

時は戻らず　列車は往く　二人の景色が流れてく

別れたあの日　覚えているかい

雪に埋もれた　嵯峨野路で

君がポツリと　囁いた言葉

まるで　季節はずれの　花のよう

夜行列車は　記憶の中を

二人を乗せて　走ってく

失くした未来　輝いているよ

ほら、涙でにじんだ鳥が飛ぶ

ほら、涙でにじんだ鳥が飛ぶ