歌詞

拝啓 水煙草に捧ぐ

少年と狼から産まれた子どもが三日月の下で煙を焚いているのを見たんだ

陽が射さないなら枯れるだけか

夜が明けるまでいる屋根裏部屋

ガス充満 悪循環なくすんだ

火花散らしては焼く絨毯に託すんだ

まあサンキューな… 未だ憩うも憂鬱

とまらず未来に駆けてく理想の夫婦に希望のルーツを知ろうとするんだ

狼とカラス 肩を並べてこの先を語る

我が生き様七転び八起き

貴方の生まれが鼻元に香り

「いつもありがとう」 お返しが俺を遠くへ誘っていく

ただ会えた時の「おかえり」が嬉しかっただけだったんだけどな

「住人」の名に誇りハマるるつぼ

俺の鼓動がこだまする硝子の壺

行く手をはばむ文化と文化の境界線とかもうないね

「今日から家族だ」 また会える魔法でどんどん増えてく帰る場所

愛すべきいじめっ子が世にはばかる

知識故の孤独 だが瓜のオーブに頬ほころぶ

煙屋の主は語る 「本物より本物たる偽物」

俺の背中を見てもののすべてを体得したクソガキが頭に浮かんだ

一を刻む者と二を担う者

おしとやかな小人様御一行で古を築く

その誓いの行方に怒りと震え

魔法使いが杖を振ると光の飛礫で煙ってく

作り笑いに救いはない 写し鏡のお前に嘘はつけず

血と汗と泥とに塗れて日の陰の下を歩く

血と汗と酸素によって身の丈をちゃんと知る

今大海原を見詰める彼に俺の様子が重なったんだ

Lil hope 俺の飛行に道具はいらない

背中の美しい羽が離れて飛んで行っても俺は上昇をやめない

観見二つの目を揃えていずれ巣立つよね

今度は俺の隣で一緒に飛んでてくれよ なぁ？

今隣に横たわる子どもと約束

「心意二つの心の躍動」がお前の未来を彩っていく

煙に照る眠り姫にブランケットをかけてやる

まるで妖煙の中に浮かんでるように…

いや水面に煙が揺蕩うように