劇場版のジャケット写真

歌詞

千切れない輪っか

NOMADE theZuicidalCrow

午前2時 ファミリーマート前ベンチに腰掛け

9%の缶酎ハイかちこみよーいドン

遠い方の公園 酩酊に入る

手に得しニヒル 天命に視る

緑の地に独りぼっち 普段通り耽る 荒むように捨てる

妄想と空想の生んだ俺の偶像がブランコに揺れる

不格好に揺れる

二条駅ロータリー 枝垂桜下にしかめっ面

テメェとだけ吸う紙たばこ

雑草に触れ咲き方を告げる

語り合った教育論 星明り透ける遠い雲

夜との遊戯 お前と吸い込むトルコの空気

「変な奴」受け止める「普通」の広さ

混沌に酔いしれ語りに没頭

軽い鬱に入れるまむし酒

高価なウイスキー また煙を吸いすぎ

見せてよ1年の集大成

自信を砕いてつける及第点

「いずれ弟子って呼んでもらうのが夢なんです」

目の死んでる オレもでも人間

礎築いた0人目

無があるからこそ1が生まれた

粋がるだけな生き様に未知が積まれた

集まり実をなす散りばむ糧が

闇の数だけ先を病む堕天使の下位互換

中二病の背教者

最高な相棒が手にする鬼ごろし

いらない記憶を呼び起こし押し殺し

赤坂見附 ファミリーマート前

片側に揺れる灯が

新たな火付け役を担う

ギャガ―としゃがんで黙って見ていた悲観から咲く彼岸花

香りをかぐ鼻息荒い生意気なガキ

映る君だけこちらにきたから

美しい羽を背負ってみた

会話もない淡路島

追いつけやしないと馬鹿にした

歌舞伎地下一階に光在り

俺はそいつに触れたまで

お前の「好き」の詰め合わせ

生き方を問い小さな望みを込めてみた

俺の腕引いた晩餐会のテキーラ観覧車よりもファミマ前の乾杯

価値は代えがたい

背中を突き刺す眼光は残像までもなぞる

ふと目をやったすみかの真ん中

吸いの長さ 炭の動き

俺がそこにしゃがんでいるのを見たんだ

束の間 涙に顔はぐしゃぐしゃ

「お前だけが弟子だ」2ショット

すぐそこにいるお前に言うことはないと思っていた

「いいですよね、私と違ってなんでも教えてもらえて」

ごめん あの時オレは新たな弟子に耽溺していた

でもどうなってもお前だけが一番弟子だ

“Be water, my friend.” いや俺らは血だ

泥臭い汗 その先に笑い合う これが価値だ

お前に伝えてファミリーマート前 新たな弟子とあける缶酎ハイ

両替町に吹いたバニラの風

俺らの涙と汗が交錯するのを見て

いつも俺を睨んでいたソラが無邪気に笑っていた

  • 作詞者

    NOMADE theZuicidalCrow

  • 作曲者

    LIMBO

  • レコーディングエンジニア

    戸塚隆太

  • ミキシングエンジニア

    戸塚隆太

  • マスタリングエンジニア

    戸塚隆太

  • ラップ

    NOMADE theZuicidalCrow

劇場版のジャケット写真

NOMADE theZuicidalCrow の“千切れない輪っか”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

アーティスト情報

"