歌詞

嫌われ者 いや腫物だし血は吐けども田舎へ戻るしか道はなかった

惨めな形に見切れた轍

テメェが生きてた証はオレにしか遺せねぇから歌ってんだよ

テメェの独り善がりに… 返せよオレの気持ちの借り

アンタにとってオレは聴き手

「死にてぇ」なんてテメェは言わなかったから

どっかで生きててくれたらそれでよかった

埼玉児玉駅 女子高生に怒られてんなよ電車の中

天下の馬鹿と行った先で書いてたサイン

識別不能な字

生きてる苦労が血に現る重度のアルコール依存

ポケットに忍ばせてくれた万札

ホームレスのくせに金足んなくなるぜ

咳込んで掌吐いた血

隣で見ててでもした間違い 正直「気になんない」

一緒に歩きたかったぜ歌舞伎町一番街

「一騎当千の若」吐いた言葉くらい芯に通せよ馬鹿

疑った系譜

あんだけウザかったメールも今じゃ恋しい

テメェ誰にさせたか分かってんのか京都駅で土下座

いてほしいから想いを込めた 裏切りの電話が時を止めた

はたけやまかずき

テメェともっと早く離れたら楽に…

嘘だよ

俺だって所詮は淡白な蛋白質

そいつに熱注いだテメェはやっぱりタダもんじゃねぇよ

だからまた「騙されてやんの」って笑ってくれよかっくん

「電波の届かない所」から「この電話番号は現在使われておりません」

もうコールもされねぇ

様子も冴えねぇまま今やテメェは遠くの陰へ

独り墓の方を見た病床

長野京都滋賀東京… いや日本から嫌われた男

この50代のクソガキが…

ファミマのパーカー想い出して言っちゃう「ありがとバーカ」

「映画つくろーぜ」一緒にそこに平和映そうぜ

ずっと独りだって寂しかったんだよな

テメェの欲しかったものは気付かないくらい隣にあったんだよ

「のんちゃん」… 声が聞こえて今も飲んじゃう

この叫びをいいちこ片手に聴きに来いよかっくん