歌詞

迫り狂うその場を押し退けて

微かな違いのために

睨むだけの視線を浴びせる

耳障りの酷い

部屋の角度も意地もなく

不意に差し掛かる

日差しに焼き付けられる

余計な視線は必要としない

無駄な問いかけや

言いがかりを見つけて

近寄ろうとするな

些細な挙動すらも気に触る

そして埋まることのない傷をえぐる

どこにも届かない独り言を繰り返す

異常なほどに心が騒ぐ

Na laetha geal m'oige

平然として奪うのみ

暗闇の中　脈を切る

曖昧な誘い方で

この身を汚されて

適度な愛を感じても

心は許すわけないだろう

突き放す

孤立したまま迎える

連れてきた

儚さの時間で振る舞う

荒らされない為の距離を取る

追い払う側の存在でいる

掠れ始めて

朦朧としていく

重ねても

振り出しへ

締め切られた扉の奥で

何度も繰り返すだけでいい

誰も知ることのない結末を描く

場面の切り替えで

話し声　片言のようで

記憶の欠片

撒いて忘れ直す

実態も色も感触も残す

意図的な妨害へ

思い返せるように

閉じこもっている

潜り込んでいる