歌詞

夜空の星影一つ 今私に重なる

滲む涙の跡が情けなくてそれでも歌ってる

誰かの決めた若さと数字じゃ

測れないはずなのに

諦められた夢ばかり見て

動き出せないままの私だ

遣り切れない言葉を

ぽつりぽつり呟いている

褪せぬ夢　誤魔化せない

影の中　手を伸ばしたの

誰かに届けば良いと

歌うほどに苦しくて

ただ1人見つけて欲しい

夜風にまた今日も歌っている

着飾るばかり本当に欲しいものなどわからないまま

夢の続き　見たところで歩き出せないままの私だ

下り坂　踏み切りまで

ゆらりゆらり煌めいている

引き返すにはとうに

遅過ぎたみたいだから

五線譜の上だけでいい

それが嘘かほんとでも

言えなかった言葉だけが

今もちくり胸を燻っている

追いかけたい夢はまだ

眩し過ぎて痛むけど

影の中でも歌うよ

私のこと見つけて欲しくて

五線譜の上だけでいい

それが嘘かほんとでも

言えなかった言葉たちを

救たくて今日も歌っている

こんな人生だって全部全部歌にして