

愛情 揺らめいた
愛像 歪んでいた
その前の淡い記憶には
求めていた 微温い慈しみ
幸い ただ滲んでいた
感情 ひどく歪んでいた
その笑みに潜む痛みには
幾許の祈り捧げてるの?
(靡く夜風の前に)
手を引く前にいつかの声が
(君の声が)
そして乱す、軋む呼吸
降り続いている
そう、音もなく
頬を濡らして沁みる
悲しみの行先は見えないの
熱くなった息は昇っていくのに
冷たい手と手
君と僕が傷つけ合えたら
今も背中合わせで眠れたのかな
いつも君の頭の中の孤独が
いつも君の頭の中で踊るの
薄い皮膚の下に張り巡らされた
痛みを知ることが出来なくても
そばに、いつも、そばに居させてほしいの
今も、そばで、そばで、ここに
嗚呼、君と会うはずのない街で
触れてほしいと
もう一度だけ、触れていたいの
悲しみよ何処かへ行っておくれ
まだ君の姿探してるのに
- 作詞者
Nibi
- 作曲者
Nibi
- プロデューサー
Nibi
- レコーディングエンジニア
Nibi
- ミキシングエンジニア
Nibi
- マスタリングエンジニア
Nibi
- グラフィックデザイン
Nibi
- キーボード
Nibi
- シンセサイザー
Nibi
- ボーカル
Nibi
- バックグラウンドボーカル
Nibi
- ピアノ
Nibi
- プログラミング
Nibi

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- ⚫︎
From Snow
Nibi
昨年7月にリリースした1st EP「Membrane」を経て、Nibiはより洗練された音楽表現を追求し続けている。
4作目となる配信シングル「From Snow」は、繊細なメロディとダークなエレクトロ・サウンドが雪の静寂と胸を締めつける感情を表現し、揺らぐ愛情と滲む痛みを確かに映し出す作品になっている。
本作のジャケットデザインは自身らで手がけ、音楽だけでなくビジュアルアートの面でも独自の世界観を表現。
サウンド、映像、アートワークが連動することで、「From Snow」の持つ深い情景がより鮮明に浮かび上がる。
また、昨年初のライブパフォーマンスを経験し、ライブでしか表現できないものを模索しながら、一つひとつの歩みを確かめるように活動を続けている。
ミュージックビデオは3月29日(金)20:00にYotubeにてプレミア公開。
前作「Floss Silk」に続き、伊藤聖也が監督を務め、雪山を舞台に狂気と慈悲が混じり合う映像で楽曲の世界を描き出す。
主演は俳優・穂紫朋子。過酷な環境下での撮影にもかかわらず、穂紫が主人公の心情を繊細かつ大胆に表現し、楽曲の持つ痛みや祈りをより鮮明に浮かび上がらせている。
まるで映画を見ているような壮大な映像とともに、音と感情が交差するこの瞬間を、ぜひその目で確かめてほしい。
アーティスト情報
Nibi
高橋のりえと大村知也による音楽ユニット。 2020年に活動を開始し、大村が緻密に構築するエレクトロニックサウンドを基盤に、高橋の透明感と力強さを兼ね備えたヴォーカルで、内省的な言葉を紡ぐ。 2022年には、映像のない映画作品『みずのほし』をクラウドファンディングにより制作。 2024年4月、デジタル配信シングル『Floss Silk』をリリースし、同日ミュージックビデオも公開。同年7月31日には、6曲入りのEP『Membrane』を発表。 8月31日には中目黒のアートギャラリー・光婉にてリリースパーティを開催し、結成後初のライブパフォーマンスを行う。 2025年3月26日、4枚目のデジタル配信シングル『From Snow』をリリース。 繊細なメロディとダークなエレクトロ・サウンドが雪の静寂と胸を締めつける感情を表現し、揺らぐ愛情と滲む痛みを確かに映し出す作品になっている。 3月29日、同曲のミュージックビデオを公開。 雪山を舞台に狂気と慈悲が混じり合う映像で楽曲の世界を描き出す。 まるで映画を見ているような壮大な映像とともに、楽曲の持つ痛みや祈りをより鮮明に浮かび上がらせている。 制作活動を中心に据えながら、都内のギャラリーやライブハウスを舞台にライブを重ね、独自の世界観とパフォーマンスでしか生まれない表現を追求しながら活動を続けている。
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