

意味を求めて彷徨うばかりで
答えはいつでも遠くのほうで
手を伸ばすたび そう消えていく
忘れられない夢
形のない希望
掴もうとすればするほど すり抜けてゆく
僕らは愛という「呪い」に捉われてる
愛のための愛にすがり いがみ合う
どこまでも…
あの日ひとり空を見ていた
そういう僕は何を願っていた?
今では思い出もただ痛いだけ
正しさの中で
僕は迷ってる
誰のために生きるのか 答えはなくて
僕らは愛という「呪い」を夢見ていく
愛のための愛にはまり いがみ合う
どこまでも‥‥
- 作詞者
小澤 司
- 作曲者
小澤 司
- プロデューサー
小澤 司
- ギター
小澤 司
- シンセサイザー
小澤 司
- ボーカル
小澤 司
- ソングライター
小澤 司

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Thoughts about LOVE
Sisyphus
イントロの美しいピアノの旋律が、まるで記憶の中を静かにさかのぼるように流れ出すこのシンセポップ曲は、聴く者を瞬時に夢幻の世界へと誘う。サウンドの中核をなすのは、最先端のチルウェイブ──繊細なシンセのレイヤーと緩やかなビートが織りなす浮遊感のあるサウンドスケープだ。その上に重なる歌詞は、存在や時間、心の内奥を静かに問いかけるような哲学的な内容で、抽象と具象のあいだを揺れ動きながらリスナーの思索を促す。光と影のように交錯するサウンドとリリックが、現実と夢の境界を曖昧にし、まるで思索の深淵に沈み込むような感覚を生み出す。チルでありながら緊張感を孕んだ、まさに現代的な感性の結晶といえる一曲だ。
アーティスト情報
Sisyphus
ミュージシャン・小澤 司による音楽ユニット/バンド。 ロック、EDM、ドラムンベースから始まって、クラシック、フォーク、果ては演歌や浪曲に至るまで、ジャンルという概念に縛られない音楽性がその特徴。 またバンド名の由来はカフカの小説「シジフォスの神話」であり、自然主義小説のような退廃感と文学性ある歌詞も秀逸なものとなっている。
Sisyphusの他のリリース
Amnesia Record