使い潰されてる白と黒にさよならして
正論を振りかざしたその右手はいつも
誰かの鎖に繋がれてた
それはいけないんだって言われた
きっと僕らはそうやって大人になる
僕が立つマス目の中
スッと引かれた白を踏み歩いてく
知らない時を思い出した
ずっと誰かに操られ生きてた
使い潰されてる白と黒は
籠の中の鳥のように歌ってる
深いため息に混じった声が
助けを願っていた
精巧に引かれた僕は
丸い頭で生きてた
それはいけないんだって言われた
きっと僕らはそうやって大人のふり
ハリボテの部屋の中で
また誰かのふりをして傷つけてた
いらないものを詰め込んだ
ずっと誰かの片隅で泣いてた
使い古されてる白と黒は
あなたのために笑ったふり
暗がりに溶けた一つの声に
足は止まった
使い潰されてる君と僕は
籠の中で睨み合い消えてく
深いため息に混じった声が
助けを願っていた
それはいけないんだって言われた
- 作詞
うにのり
- 作曲
うにのり
うにのり の“ボードゲーム”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
四角の世界
アーティスト情報
うにのり
ボカロ曲を作ってます。
うにのりの他のリリース