Betray Front Cover

Lyric

Hakudrop

Kine Lune

水の中で 光が揺れている

言いさした 言葉の断片(かけら)のように

風がそっと 窓を押し開ければ

月光が ソファに零(こぼ)れ落ちた

街は重さを失い

霧の肩に乗って 漂っている

自分の足音が 響きを

踏み砕いてゆくのを 僕は聴いている

誰かが僕の名前を 優しく呼び

不意に 姿を消した

山の頂(いただき)を 過ぎゆく雲のように

境界さえ 残さずに

夜の裏側は

もう一つの 青なのだろうか

孤独よりも淡く

沈黙よりも 緩やかな青

もしも僕が 振り返ったなら

見えるだろうか

あの光は 本当は

僕の中に ずっとあったのだと

海月(くらげ)のような 時間が

胸の中で 光を放つ

記憶は 透明でありながら

荒野のように 鋭く刺さるんだ

心を 紙の船に折って

君の海岸へと 放ってみる

ゆっくりと 遠ざかってゆくけれど

そこに行き先(方向)なんて ないんだ

あぁ――

僕を風に変えて

扉のない夢を 突き抜けてゆく

あぁ――

もしも残響が 起きているなら

僕の代わりに 寂寞(しじま)に答えて

夜の裏側には

終わりなんて ないのだろうか

暗闇が 満開に咲き誇るころ

星たちが 姿を現す

もしも僕が 瞳を閉じて

世界を 遠ざけたなら

聞こえるだろうか

僕自身の 優しい声が

  • Lyricist

    Kine Lune

  • Composer

    Kine Lune

  • Producer

    Kine Lune

  • Vocals

    Kine Lune

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